日比谷花壇シニアデザイナー福井崇史が
日常の中でのお花の取り入れ方や楽しみ方をブログを通じてお伝えします!
2014年December10日
2014年December12日
メリークリスマス!
先日、自宅の庭( 291Garden )に
イルミネーションを施しました。
陽が落ちると、
291Gardenにイルミネーションが灯ります。
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仕事を終え、帰宅してきた時に
イルミネーションを見るとホッとしますね。
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今年の自宅玄関には、
ドライの実物と造花のリンゴで作った
伝統的なクリスマスリースを飾りました。
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オリーブの木に飾ったイルミネーションを
手前に入れて、リースを撮ってみました^^
このドライリースは昨年作ったもの。
毎年一から全て自分で作ると大変なので、
2回くらい使ったりします。
2回目は雨風あたるお庭用に使って
その役目を終えます。
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足下に植えた植えた小さなお花たち
(ビオラやパンジー、ミニシクラメン )
もイルミネーションの光を受けて
やわらかに輝きます。
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オリーブの木と暮らす小鳥さんも
バードハウスから出てきて
イルミネーションを喜んでいるみたい^ ^
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お花に一歩近寄って、
手前や背景にイルミネーションが、
入るように望遠レンズで撮れば、
光の玉も大きく写ります(^^)b
ご自宅でイルミネーションを点灯したら
写真に撮って投稿してみよう♪
↓
ご自宅イルミネーションフォトコンテスト
クリスマスは温かなイルミネーションで
夜の一時を楽しみたいので、
タカシのウチでも、できるだけ
節電できるように工夫してみました。
具体的には・・・
イルミネーションは全てLEDにしたり、
あかりセンサースイッチを導入することで、
節電を心がけました。
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このタイマーは近所のシマホで購入。
暗くなると自動であかりが点く上に
タイマー機能も付いているので、
夜中に仕事から帰ってきた時は
イルミネーションが点いていても
寝る頃には自動で消灯も出来る
優れものです。
2014年December17日
仕事もプライベートも忙しぃ~
と思えばもう師走ですね^^
そんな慌ただしく忙しい季節ですが、
しなやかで優雅な『 カラー 』というお花を
ご紹介します。
カラーは名前の由来にもあるように
襟(Calla)みたいな形で個性がありますが、
この花のような部分は苞(ホウ)といって
実は萼(ガク)が変化したものなんですよ。
なんてウンチクは少し置いておいて、、、
カラーって花は
茎が美しい花だなぁ~って僕は思うのです。
だから、
その茎を素敵に使って活けることができたら
カラーらしさが映えるよなぁと思いながら
今回は活けてみましたよ^^
【 カラーを素敵に飾るコツ 】
①素敵な角度を探す
カラーを手にいろんな角度から眺めてみて
いいなぁ、素敵だなぁと感じる部分を
自分の心で探します。
②茎が映えるように飾る
茎がいいなぁと感じたなら
茎の美しさがが引き立つように挿します。
【 作り方 】
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シンプルに茎を引き立たせたいので、
花材の種類も絞り、
花器の色も花に合わせて準備します。
花器には吸水性スポンジを使って
花(茎)を挿していきます。
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花の向きや茎の見え方に留意しながら
花を挿したら、仕上げをします。
仕上げは
美しい茎が足元から観れるように
茎が映える色と形の素材を使い
足元をスッキリとさせる所がPoint!
ご自宅で楽しみたい方に
お得な商品ができました♪
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【12/27-28お届け】
お花のフレッシュ便「カラー」
(締め切り 12/21-22)
僕が暮らす横浜あたりだと
カラーは6月頃に咲くお花ですが、
切り花は今時期も出回っています。
しかも、6月頃より花持ちも良いです。
今回フレッシュ便でご紹介したカラーは
Xmas時期に使っても素敵な色と質感
なので、めっちゃお勧めです♪
まとめて花瓶にポンと入れるだけでも
カッコつくので是非楽しんでみてください。
2014年December26日
かわいいネームのイメージとは異なり、
凛として華があるアマリリス。
一流ホテルのロビーやブライダルでも
とても映える花姿で人々を魅了します。
僕の家には少し豪華過ぎるけど
お正月にも大人気のアマリリスを
自宅用にアレンジしてみました♪
洗練された 美しいアマリリスの茎は
見た目より弱く折れ易いため、
扱いにはちょっとしたコツが必要です。
そんな話しも交えながら
今回も作り方をご紹介しま~す^ ^
【 作り方 】
自宅で楽しむアレンジメントには
手軽さといった要素も重要なので、
単に扇子や干支のピックを挿して
完成させてしまっても良いのですが、
年の始まりなので
もう少しちゃんと作ってみます。
①材料準備
《 花材 》
アマリリス
アジサイ
マム
ラン(ジェームスストーリー)
トクサ
ミリオグラタス
赤い実
※フトイとトクサの名前の覚え方。
→『 細い(ホソイ)方がフトイ 』
だから→『 太い方がトクサ 』
名前に惑わされないように(^^)b
《 資材 》
陶製花器
吸水性スポンジ
地巻ワイヤー緑#26
②ベース作り
1.トクサを1束(10本)分用意
2.トクサを二つ(5本と5本)に分ける
3.上下逆さまにして1束にする
4.地巻ワイヤー緑#26で結束する
( 四箇所結束、ワイヤーの脚を残す)
5.トクサが四角い輪になるように
両端をワイヤーで結束。
6.吸水性スポンジの入った花器に
トクサを結束したワイヤーの脚を
4か所に取り付けたら、
準備完了です( ^ω^ )
③アマリリスを挿す
1.一番大きくて目立つ花から挿す
《 豆知識 》
太くて美しいアマリリスの茎は
チョコバットのように中身が空洞
なので、折れ易く、潰れ易い。
アマリリスを長く使う時や
アレンジメントで使う時は
茎の内径に合うような棒を
挿し込んであげると◎
茎が折れなくなります(^ ^)b
④その他の花を挿す
アマリリスを挿したら、
次に大きなアジサイを挿して
大まかなバランスを取ります。
ミリオグラタス(松でもOK)やマム
や赤い実、金の葉等を添えると
お正月感が出てきます。
⑤和風リボンを結ぶ
お正月らしい結び方をしたリボンを
そっと添えたら完成♪
今回は梅結びにしてみました^^
『 梅結び 結び方 』で検索すると
丁寧に結び方を図解してくれている
サイトが見つかりますよっ☆
ホテル装花、ゲストハウスのウェディングフラワーを手がけ、ヒビヤフラワーアカデミーにおいて講師を務めるなど、多彩な経験と実績を持つシニアデザイナーのひとり。現在は商品企画部門に在籍。オンライン販売の各種ギフト商品をデザインするかたわら、音楽と花のコラボレーション・パフォーマンスといった分野でも活躍し、花文化の啓蒙に努めている。その作風は緻密にして繊細。単に美しいだけではなく、見る者の心に響き、思わず笑顔がこぼれるような作品創りがポリシー。特別な想いが吹き込まれた花々には、視覚的な美しさを超えた感動がある。
『クリスマスリース』を少しチェンジして
手間もお金も掛けずに、
『お正月リース』に変えてしまおう!
という方向性で商品化されたのが
この2WAYリースです♪
今回はクリスマスリースからお正月リースに
チェンジしていく部分にフィーチャーして
作り方をご紹介していきたいと思います。
(※タカシのウチ花では作例の一つとして
説明書通りでは無い資材を加えたり、
形を変えたりして紹介しています。)
前回は『忙しい年末は2WAYリース (前編)』にて
『お正月リース』を見据えた
『クリスマスリース』を作りました。
↓
【 作り変え方 】
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先ずは前編で作ったクリスマスリースと
お正月に追加する資材を用意します。
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クリスマスを印象付けていたパーツを
リースから取り外し、ジップロック等に
分類して入れて来年用に保管します。
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残ったリースに
お正月を印象付けるパーツを
取り付けていきます。
金色に塗られたアーティフィシャルフラワー(造花)
の笹や
ウメの花が付いた枝や胡蝶蘭の
アーティフィシャルフラワー(造花)を加えて
初春凧ピックを添えたら
一気にお正月の雰囲気に♪
クリスマスが近づいてきましたが、
2WAYリースキットなら簡単なので
クリスマスリース作りもまだ間に合います!
本日のTP!(Takashi Point !)
Xmas ⇒ お正月、イベントの象徴となる目立つ部分を変える所がポイントです
(^ ^)b
取り外したXmasパーツは来年用に
分類して保管しておけば
来年のクリスマス飾りを作る時に
役立つこと請け合いです(^_-)-☆