日比谷花壇シニアデザイナー福井崇史が
日常の中でのお花の取り入れ方や楽しみ方をブログを通じてお伝えします!
2014年February02日
2014年February04日
身近にあった春の花や資材を使って
アレンジメントしてみました♪
春の花って芽吹くイメージが強いので
太陽に向かって生まれ育つ感じで挿してみるもの
いいかなぁ~と思いながら挿してみましたよ~☆
【 花 材 】
チューリップ、ヒヤシンス、スイートピー
リキュウソウ(少し夏っぽいけど)
【 資 材 】
竹製器、吸水性スポンジ、プリザーブドのモス
アートフラワーのゼンマイや小枝など。
できれば生花だけを使ってアレンジを作れると
より美しいのは言うまでもないのですが、
その時おウチにあるもので何とか楽しむのもまた
一つの楽しみ方かもしれませんから、
今回は
生花とアートフラワーのハイブリッドでまいりまーす(^0^)/
【 作り方 】
まぁ、言ってしまえば
お花は チューリップ と スイートピー と ヒヤシンス が
少しあるだけなんですよ(笑)
そこに手持ちの中の使えそうな資材をピックアップして
少し組み合わせていきます。
先ずは出来上がりをイメージして
吸水性スポンジの幅や高さも考えてから
器に吸水性スポンジをセットします。
長くて目立つ花から挿すと
全体のフォルムを掴みやすいので
先ずは長いくて目立つ花(リップとか枝物とか)から。
次はやや短いけど目立つ花(ヒヤシンスなど)を挿していくと
強さ(重さ)のバランスが掴みやすいでしょう^^
ベースになる部分がだいたい挿せたら
繊細な花や小さい花でイメージを整えていきます。
最後に足元のグリーン(モスなど)や
軽くアクセントになるもの(今回はゼンマイ)
を添えたりしてバランスを整え完成♪
うん、少しそれっぽくなりました(^^)v
花もアレンジメントも一期一会
作業台で完成させたら
お花を飾る所に移動して、写真でも撮って楽しみましょう♪
今回のように少ししか花が無い時は
小瓶に飾るのも簡単に楽しむひとつの方法ですが、
工夫すれば少し大きなアレンジも出来たりします。
そんな時、少し在庫してあると頼もしいものが
アートフラワーのグリーンやフルーツとか
ドライフラワーの枝や松カサやビーンズとか
プリザーブドフラワーのモスやペッパーベリーです。
何かの機会にゲットしたら捨てずに
種類ごとに透明なジップロックに整理して、
季節のオーナメントなどと一緒にストックしておくと、
何が何処にあるか探しやすくて何かと便利ですよ~^^
便利といえばベンリーはその名の通り便利らしく
社内でもとっても評判が良いのでご紹介しまーす♪
【 Benry 】ベンリー 日比谷花壇用賀店
↑
のぞいてみてねっ♪
2014年February10日
僕の住む横浜市は一昨日に大雪が降り
やっと冬らしい顔を見せました^ ^
昨日は
その積もった雪も大分溶け始め、
グズグズしたり、ビチョビチョしたり。
今朝は
溶けかけてる雪が固まり、
ガキガキしたり、ツルツルしたり。
靴が濡れるのはちょっぴり嫌ですが、
そんな雪解けの光景を見ると
そこに待ちわびる春を感じるのです^ ^
春は素敵な花が沢山あるにもかかわらず、
春といえば僕は桜を想います。
沢山の桜が玄関に豪華に
生けてあったらとても素敵ですが、
1枝から飾れますので
玄関だけでなく、食卓や窓辺などにも
少しずつ飾るのも楽しいものです♪
小瓶やグラスに生けても素敵ですが、
特殊な資材も使わず、しかも簡単に
ちょっぴり和風に飾るオススメの飾り方を
ご紹介しまーす☆
【 桜の飾り方 】
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・ 花 材 ( 切り花として販売している桜一枝 )
・ 花 器 ( ちょい和風の食器 )
・ 資 材 ( 庭用などの小石 )
↑
食器にきれいに洗った小石と
お水を入れたら
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枝の長さは花器( 直径 or 高さ の長い方)の
1.5倍前後を目安に切り分けて
適当に長さの異なるものを数本準備したら、
一ヶ所の隙間に集中して3~4枝を挿して
飾っていきます。
※斜めに切った切り口の周りを一周するように
ハサミやナイフで1㎝幅程度に削ってあげると
より水を吸い易くなります(^^)b
↑
鑑賞する方向やアングルを意識して挿すと
少ない量で華やかに飾れます。
※桜はお水をよく吸うので、
あまり切り口が水面ギリギリにならないように
注意して挿すとよいでしょう(^^)b
↑
お茶や和菓子を楽しむ時なども
ちょっとあったら素敵かもしれませんよ♪
↑ 一押し! おウチで楽しむ切り花の桜はコチラ♪
期間限定の山形産啓翁桜!! 桜の飾り方イメージも^^
↑ ギフトで人気の桜商品(花束、アレンジ、花鉢)はコチラにも
中でも苔玉は僕のお気に入り♪ ↓
↑ ころんとした形がかわいい 桜の苔玉「旭山」
咲き始めのまあるいコケ玉もかわいいでしょ^^
器は簡単に交換して楽しむことができるので
お好みの器に飾れば より自分好みに☆
おウチの中で比較的長い期間楽しめる鉢ものだから
自分が好きな器に変えて楽しめる点も◎
送り先様の器の好みがわからなくても
簡単に自由に楽しめるスタイルだから
ギフトとしても安心して贈れます。
※ このお皿は販売しているお皿とは異なります。
※ 商品には白い化粧砂も付いてきます。
↑
ふっくらボリュームのある優しい雰囲気の花で
いい感じです^^
2014年February28日
明日からまたグッ~っと寒いようですが、
今日の東京はポカポカ春日和♪
日によって寒暖の差が激しい中、
僕のウチの花壇は雪ですっかりお地味になっていますが、
春を待つ球根たちが今か今かと春を待ちわびています^^
そんな中、
切花で最近お気に入りのチューリップを手に入れましたので、
おウチに飾ってみました♪
このチューリップ、
名前をダイヤモンドパーロットといいます^^
パーロットとは、オウムのことで、
花弁にオウムの巻き毛のようなフリルが入っていることから
その名が付いたそうですよ♪
個性的な形をもつパーロット咲のなかでも
このダイヤモンド パーロットは
色がとっ~~ても素敵なんです^^
ピンクのグラデーションに彩られながら
花弁中央に入ったライトグリーンの量や形は
踊るような春を連想します。
そんな素敵なチューリップを使って
花瓶にお花をあしらってみようと思います。
【つくりかた 】
少し大きいとはいえ、今日は3本しかないのですが、
他のお花と混ぜずに
この3本を引き立ててみたいと思います。
↑
先ずは丸いガラスの花瓶と、お花を準備
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チューリップの葉は状態が良いとても素敵なので、
透明なガラス花器の中に入れて使ってみたいと思います。
( 葉はハサミでカットして茎から外します。)
ポイントは
葉を沢山入れ過ぎないでふんわり立体感を出すことと、
活けるチューリップの茎が汚く見えないようにすること(^^)b
【春特集】春の息吹にやさしく染まる『 チューリップ 』
ホテル装花、ゲストハウスのウェディングフラワーを手がけ、ヒビヤフラワーアカデミーにおいて講師を務めるなど、多彩な経験と実績を持つシニアデザイナーのひとり。現在は商品企画部門に在籍。オンライン販売の各種ギフト商品をデザインするかたわら、音楽と花のコラボレーション・パフォーマンスといった分野でも活躍し、花文化の啓蒙に努めている。その作風は緻密にして繊細。単に美しいだけではなく、見る者の心に響き、思わず笑顔がこぼれるような作品創りがポリシー。特別な想いが吹き込まれた花々には、視覚的な美しさを超えた感動がある。
大好きな春の花の一つであるアネモネを
自宅に飾ってみました^^
春の花達と一緒に飾ったら
あたらしい春の風が吹いてきたような気がしました♪
アネモネに合わせたお花は
チューリップ、ユキヤナギ、スイートピー、バラ
ポンポンスカビオサ、ブルーレースフラワー
ガーベラ、ビバーナム などです。
お昼に咲いて、夜に閉じ、またお昼に咲くアネモネは
横顔もステキ^^
細やかな形をした淡い緑色の葉や
シンプルな茎もまた素敵ですよね~♪
普段飾っているガラスの小瓶に水を入れ、
風が抜けるように空間をとりながら飾りました。
ウチのトイレはよくある普通の狭い洋式トイレですが、
お花を飾ると、とても華やぎ楽しい気持ちに♪
本日のTP!(Takashi Point !)
アネモネは地中海原産で、
語源はギリシア語で「風」を意味する
Άνεμος (anemos(アネモス))です。
何故、「風」かといいますと、
アネモネの種は風によって運ばれることから
その名が付いたそうですよ(^^)b