日比谷花壇シニアデザイナー福井崇史が
日常の中でのお花の取り入れ方や楽しみ方をブログを通じてお伝えします!
2013年September03日
2013年September13日
秋の桜?
コスモスを『 秋桜 』と名付けた方の感覚は
とてもステキだなぁ~なんて時々思ってしまいます。
春らしい色でまとめて撮ってみても、
柔らかくもシャープなラインに可憐で儚い花姿が
どこか秋を感じさせてくれるようなコスモスの雰囲気は
秋桜というネーミングにピッタリかも♪
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見上げて空を入れても絵になる秋桜♪
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斜め上からのぞいてみてもお花って感じでかわいい♪
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横から見ても繊細でしゃんとした花びらが素敵♪
本日のTP!(Takashi Point !)
【 コスモス 豆知識 】
秋桜の別名にあたるコスモスの意味ですが、
実は『 宇宙 』という意味ではなく
『 美しい(調和がとれている) 』という意味なのです(^^)b
語源はギリシア語の「kosmos」に由来している
といわれています♪
2013年September26日
トリック・オア・トリート?!
お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ?!
みなさん
ハロウィンの準備はお済みですか?
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ハロウィンといえば、
ジャック・オー・ランタン!
今年は直径約60cmほどの
特大『 おばけかぼちゃ 』 を使って、大きな
ジャック・オー・ランタンを作ってみました!!
コレ、けっこうインパクトあるので
ご自宅の玄関先に飾れば
ご近所の子供たちにも
喜ばれること請け合いです^ ^
この大きなジャック・オー・ランタンは
週末まで『 都立 夢の島 熱帯博物館 』の
撮影コーナーに展示を予定していますので
是非お立ち寄り下さい♪
楽しい仮装をしてカボチャと一緒に
写真が撮れます!
( ※かぼちゃが傷み始めたら
かぼちゃは撤去します^^;)
東京都 夢の島 熱帯植物館
ハロウィン・パーティー
さてさて、
このブログは『 タカシのウチ花 』ですから
今回も身近な道具で簡単に作れる作り方を
画像付でドーンとご紹介しちゃいま~す(^^)
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先ずは作るのに必要な材料や道具を準備します。
【 材 料 】
おばけかぼちゃ、魔女帽子
飾り付ける生花(造花でもOK)
LEDライト(発光部を押すと光る
平べったいタイプが◎)
【 道 具 】
①鉛筆(2~4B)、②油性マジック、③スコップ、
④細長いノコギリ、⑤大きめのカッター、⑥軍手
ドリル、太めの針金(♯18ワイヤー)、
ゴミ箱、古新聞、雑巾、
道具は使い慣れている物が良いのですが、
持ち合わせていない場合は
100円均一で揃えても大丈夫(^^)
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先ずはかぼちゃにシンプルな顔を描きます。
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慎重派の人は
鉛筆(2~4B)を使って下書きをしてから
油性マジックで描くと良いでしょう。
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次は頭の上に
直径20~25㎝の○をマジックで描きます。
描いた線に添ってノコギリでカットしたら、
中身の不要な部分を削り掻き出したり
乾燥を助けるようにします。
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下に古新聞紙をたっぷり敷いてから、
ノコギリを入れるための穴をドリルで開けます。
電気ドリルが有るとラクですが、ハンドドリルでも十分です。
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ドリルで開けた穴からノコギリを差し込み
マジックで描いた線に添ってカットしたら、
丁寧に実を剥がしていきます。
軽く引っ張っても剥げそうにない時は
何処かがしっかり切れていないで
微妙に繋がっている可能性が高いため、
貫通感をしっかり感じながら
ゆっくり確認するように切り口をもう一周
ノコギリでしっかりなぞるように切ってみましょう。
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じぇじぇじぇっ !?(゚〇゚;)
開けたら、かぼちゃの中で芽が出た種が出てきました^^;
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頭の上に穴が空いたら、
そこから
おばけかぼちゃ専用スコップ(自称)を使って
毛みたいなものがなくなるまで
中身( 種や果肉 )を掻き出します。
皮厚は4㎝程度を目安に削ってください。
少し硬い部分は
専用スコップのグリップエンドの部分で
ゴリゴリと丁寧に削っていきます。
大きいかぼちゃは転がり易いので、
二人一組で削ると◎
一人でやる場合は
車の古タイヤ(ホイール無し)に乗せて削ると
どの角度で置いても安定しやすいと思います
(^^)b
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中身を気合いで全て掻き出したら
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ドリルとノコギリで
目・口・花を切り抜いていきます。
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ここでくり抜きはほぼ完成。
カットの仕上げには大きいカッターを使い
切り口を丁寧に処理したらOK!
切り抜いた上部の○の部分を
フタとして使う場合には、
割り箸や針金などで落ちないように
工夫します。
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最後は飾り付けです^^
中にオレンジセロハンに包んだLEDライトを入れたり
周りを秋らしい葉や資材で飾ったりすると
雰囲気のあるジャック・オー・ランタンの完成です^^
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制作の手順やコツは掴めましたでしょうか?
お子さんと一緒に製作する場合はより安全に気を付けて
楽しんでください♪
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秋は花や紅葉などがとても楽しい季節です。
日比谷花壇 花とみどりの旬だより『 紅葉便り おうちで楽しむ秋 』
も是非ご覧ください^^
本日のTP!(Takashi Point !)
■大きなおばけかぼちゃを使って作る時の
3つのタカシポイント(^^)b
①熟していないかぼちゃを選ぶ。
指で押して凹むようなかぼちゃは既に熟していて
ジャック・オー・ランタンには不向きです。
上下左右から押して確認しましょう。
②よく中身を削り掻き出す。
スイカだと赤い部分が完全に無くなり
白い部分だけになるようなイメージです♪
かぼちゃはスイカのように色が変わりませんので、
表皮まで削って穴が空かないように気を付けましょう^ ^
③乾燥させる。
カットすると急激に傷み始めます。
雨に当てず、風通しの良い所に置いて
カビないようにできるだけ乾燥させましょう^ ^
カビ始めたら早めに削り取ればより長持ちします。
今回は押入れ用の平べったい乾燥剤を
かぼちゃの中に入れてみました。
制作後一週間くらい経つと、
切断面がシワシワになって雰囲気出てきますよ~(怖)
ホテル装花、ゲストハウスのウェディングフラワーを手がけ、ヒビヤフラワーアカデミーにおいて講師を務めるなど、多彩な経験と実績を持つシニアデザイナーのひとり。現在は商品企画部門に在籍。オンライン販売の各種ギフト商品をデザインするかたわら、音楽と花のコラボレーション・パフォーマンスといった分野でも活躍し、花文化の啓蒙に努めている。その作風は緻密にして繊細。単に美しいだけではなく、見る者の心に響き、思わず笑顔がこぼれるような作品創りがポリシー。特別な想いが吹き込まれた花々には、視覚的な美しさを超えた感動がある。
私の暮す横浜市では
まだ残暑厳しい日が続いていますが、
夜は窓からの風がいくぶん涼しい風になってきました。
秋といえば
人だけでなく、多くの植物や動物にも
過ごしやすい季節ですよね^ ^
いろいろな花が咲き、実がなったり、紅葉したりと
これからの季節がとても楽しみです。
そんな秋のお花も沢山ありどれから紹介するか迷いますが
先ずはバラ(スプレーバラ)から♪
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アンティークテイストの缶にスプレーバラに
ヒペリカム(実)を添えて飾ってみました♪
優雅に咲き誇ったバラも素敵ですが
すこし小ぶりの小~中リンのバラやスプレーバラなどは
おウチで楽しむ花としてはもってこいなんです♪
自分なりに小花や実モノを添えてアレンジしたり、
それをおウチのいろいろな所に飾ったりして
手軽に楽しむことができます^^
【 作り方 】
①材料を準備します。
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左から、
ブリキ缶、吸水性スポンジ、ヒペリカム、スプレーバラ、
スプレーカーネーション、カーネーション、ワックスペーパー
※雑貨屋さんなどにある飾り用のブリキの缶は
水漏れする場合がありますので、
ワックスペーパーや水を通さないものを
内側に敷いてから吸水性スポンジをセット
するとよいでしょう(^^)b
②下の缶にワックスペーパーと吸水性スポンジをセットしたら
缶のフタを半分ずらしてその上にかぶせます。
( 缶はフタの絵柄がステキだったので
今回はフタを残して使いたいと思います^^ )
③見せたい花を手前に良く見えるように挿したら
残りは添えるように挿していくきます。
そうすることで見せたい花がしっかり見えてくるので
グッと引き立ち易いですよ(^^)b
旬のお花を楽しむ バラ
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ココをクリック
こちらはピンク系のかわいらしい中輪サイズのバラです。
おウチにある小さな器で楽しむ花としてもちょうど良いサイズで
色もかわいらしいピンク系(2種以上のミックスカラー)ですから
とても使い易いこと請け合いです(^^)b
小さな器にちょっと飾ってもステキなので
飾り方のイメージなども画像で紹介してあります。
ぜひお立ち寄りください。
本日のTP!(Takashi Point !)
【 バラのまめ知識 】
美しいバラにはトゲがある・・・・
刺さるとホント痛いですよね~(> <;)
この刺さると痛いトゲをフローリストが
素手でびびびっ~と葉っぱごとしごき取っている姿を
お花屋さんで見たことありませんか?
何食わぬ顔して取っているけど、
顔に出さずに本当はメチャクチャ痛がっているとか
指がとても硬いから痛くないとか想像しますよね???
でも、そういうわけではないんです。
実は
トゲには『 向き 』があるんです。←ここTPです♪
一見、 トゲは真横に尖がっているように見えますが、
多くの品種は少しだけ下を向いて尖がっています。
ですから、
トゲは下からではなく、上からしごいてあげると
刺さりにくく取り易いのです(^^)b
あっ、
太い立派なトゲはそれでも痛いので
一つずつ横向きに倒すようにして折るように取ると
手間ですが、わりと簡単に取れます^^
金具のトゲ取り機もありますが茎をキズ付けやすいため、
お花屋さんは手でしごいて取ったり、
柔らかい素材のトゲ取り機を使ったりしています。
バラはトゲを取ると取ったキズ口から傷み始めるので、
トゲの先端だけ丁寧にカットする場合や
使うまでは敢えてトゲを落とさない場合もあります。
最後に、
トゲは刺さると痛いので十分お気を付けくださいm(_ _)m