日比谷花壇シニアデザイナー福井崇史が
日常の中でのお花の取り入れ方や楽しみ方をブログを通じてお伝えします!
2012年March09日
2012年March20日
タカシのウチのお引越しもようやく終わりに近づいてきましたが
作業部屋でマカロンっぽい風貌のハデな小物を発見!!
恐る恐るスライドファスナーを開けてみると・・・
なんと、中からまたパンチのある色が出てきましたが
特に何かが入っているわけではありませんでした^^;
( 指輪やminiSDカードくらいは入れられそうでしたよ。)
あたりを見回すと、いかにも制作途中っぽい物体たちが・・・
この時点でホシは割れた感じです(笑)
妻に、このマカロンみたいな小物は何かと尋ねてみると
『 マカロンだよ 』とあっさりした返答。。。その返答に加えて
『 写真撮ってくれる?お花も入れて♪ 』とかわいらしくも
さらっと注文が入り、、、、(〇o〇;))))!!
僕は 『 あぁ!、なんてこったい! 』 コレに合う花なんて
ウチに都合よくあるわけ無いよ~と思いつつも・・・・
撮影と花飾ることは好きなので、何かないかと考えていると
ちょうどいい花があるのを思いついちゃいました♪♪♪
そう、まさに 『 あぁ!、なんてこったい! 』 っていう意味の
名前の花をたまたまGETしたばかりだったんです (^Q^)v
そのお花はミニガーベラの『 マンマミーア 』。
パンチ力ある発色だし、丸いフォルムも良いんじゃないかと
合わせてみたら、こんな感じになりました(笑)
本日のTP!(Takashi Point !)
『 Mamma mia! 』というのはイタリア語で、
「 mamma 」は英語でいうと「 mother 」で『 お母さん 』の事で
「 mia 」は英語でいうと「 my 」で『 私の 』だから
直訳すると『 私のお母さん 』となるのですが
イタリアではこの場合、聖母マリアを指すそうです。
なんとなく英語の Oh, my God! に似てますね^^
このミニガーベラにはピッタリのネーミングかもっ♪
お花の名前(ネーミング)からヒントを得てイメージ作りを
楽しんでみるのも、たまには面白いかもしれませんね。
2012年March22日
私の大好きな花の一つに パンジー と ビオラ があるんですが、
パンジー と ビオラ ってよく似てますよね?
実はこの二つの花のは園芸上は区別されているものの、
学術的には同じで明確な違いはないそうなんです(^^)b
( 学名は両方とも Viola X wittrockiana です。)
世間的には 小さいと「 ビオラ 」、大きいと「パンジー」
と呼んでOKのようです。
( 目安として、 「ビオラ」 < 花径約5cm <「パンジー」 )
ちなみに
お魚の『 サケ 』 と 『 マス 』 も
学術的には同じで明確な違いはないんです(^^)b
(サケ・マスの場合、サイズは関係ないですよ~。)
本日のTP!(Takashi Point !)
大型の品種の『パンジー』と小型の品種の『ビオラ』の
中間ってなんて呼んだらよいんでしょうね???
なんと
あるんです。その中間のサイズの品種が ^^
新しい品種ですが『パノラ』って呼ばれる品種があります。
2012年March25日
河津桜
南伊豆の川沿いに咲く河津桜を見に行きたかったのですが、
時期的に半月ほど遅い(散っている)ので、
その他の桜を見に家族で伊豆まで足を運んで来ましたっ♪
さくらの里
きっと咲いたらスゴイ^^
梅と菜の花
寒桜
↑
伊東の『さくらの里』はまだまだ時期的に早く、
寒桜と河津桜と梅が数本咲いているだけでした。
風が大変強く撮影困難でしたが、晴れてよかった♪
湖畔を彩る桜
桜は曇天より青空が似合う♪
明るくかわいい感じで^^
↑
予定外に楽しめたのは通りすがりの『 松川湖 』!!
湖畔には満開の河津桜が多く、
所々桜色に彩られた景色がとっても素敵でした(^^)
関東でもいよいよ桜のシーズンが始まりますね♪
今時期は雑誌やポスターなどで素敵な桜の写真を
沢山見る機会も多いかと思いますが、
自分で撮ると意外と難しく、インパクトも薄くなりがちな
花なんですよね~。
桜って、
感じた印象よりも花色もフォルムも優しい花なので、
写真で花自体を引き立たたせたい場合には撮る時に
一工夫必要な花なんです^^;
そんな桜ですが、写真を撮る場合も、ご自宅で桜を活ける場合も
共通したコツが有りますので、こっそりお教えいたします(^^)
一番効果的なコツは・・・・
『 背景をシンプルにする事です!』
色のコントラスト
明るさのコントラスト
↑
メリハリを付けたい場合は背景をシンプルにしつつ
「花と背景の色だったり、花と背景の明るさを大きく変えて
コントラストをつけて」みて下さい。
↑
より優しく落ち着いた印象にする場合は
「花色と背景の色相や彩度を近付けたり、空間を広くとった構図」
で撮ってみてください。
これ以外にもコツはいろいろあるのですが、
背景に気を使うだけでも 写真 も 飾花 も見栄えはカナリ
変わってきますよ~♪
※ 本日掲載の写真はすべて地植えの桜の咲いている姿をそのまま
撮影しています。(切ったり、付けたりは一切しておりません。)
観光地や共有地に咲く桜の花を採ったり、枝を折らないよう、
マナーを守って撮影しましょう^^b
本日のTP!(Takashi Point !)
『 桜は背景をシンプルにまとめてみよう♪ 』
その際、
アレンジメントを作る時は
手を使いお花や背景を動かしてみましょう♪
風景写真を撮る時は
足を使って構図を動かしてみましょう♪
ホテル装花、ゲストハウスのウェディングフラワーを手がけ、ヒビヤフラワーアカデミーにおいて講師を務めるなど、多彩な経験と実績を持つシニアデザイナーのひとり。現在は商品企画部門に在籍。オンライン販売の各種ギフト商品をデザインするかたわら、音楽と花のコラボレーション・パフォーマンスといった分野でも活躍し、花文化の啓蒙に努めている。その作風は緻密にして繊細。単に美しいだけではなく、見る者の心に響き、思わず笑顔がこぼれるような作品創りがポリシー。特別な想いが吹き込まれた花々には、視覚的な美しさを超えた感動がある。
ご無沙汰しております!
タカシのウチ花は
実際に福井崇史の自宅でお花を撮っていることが殆どです。
そのタカシの自宅ですが、2月はお引っ越しをしていたため、
なかなか更新できずにいました^^;
荷物も少しづつ片付き始めてきたので、来週くらいから
またボチボチ更新していこうと思います♪
写真は以前に大井松田の河津桜を撮ったものですが、
新しい気持ちを桜にのせて♪
本日のTP!(Takashi Point !)
はっきり写さなくても桜って美しいものなんだなぁって
感じました。