日比谷花壇シニアデザイナー福井崇史が
日常の中でのお花の取り入れ方や楽しみ方をブログを通じてお伝えします!
2015年June15日
2015年June21日
僕の住む横浜市では
アガパンサスの季節がやってきました^^
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これはアガパンサスの蕾たち♪
近づいてよく見ても、とても不思議で
品のある美しい花ですよね~^^
蕾の時は
こうやって寄り添いながら
みんな上を向いているんですよ~。
↑
強い花で、ウチの近所では公園や駐車場に
植えられたりしています。
開花時期になると群生するように
何本も茎を伸ばし花芽を付けて咲いてきます。
開花は外側から徐々に咲き始めるのですが、
その様も美しく、この季節を毎年楽しみに
しています。
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花弁はユリ咲きで、
とてもシンプルな配色をしていますが、
繊細な濃淡がまた奥ゆかしさを感じます。
みどり色をしたシンプルで真っ直ぐな茎も
アガパンサスの良さで、
背筋が伸びるような凛とした印象が
気に入っています^^
↑
花と花との空間や凹凸の付け方、
放射状に放たれる茎の造形美は
まさに神がかっていて
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近寄って下から見上げれば、
まるで打ち上げ花火のように大胆且つ
繊細で儚い花姿に魅了されます♪
本日のTP!(Takashi Point !)
アガパンサスはギリシア語の
アガベagapa(愛) と アンサスanthos(花)
の2語からなり、
「愛の花」という意味なのだそうですよ(^ ^)b
2015年June23日
僕の暮らす横浜市でも梅雨が続いていますが
皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
梅雨の期間は雨の日も多く、
からっとしないお天気がつづきますが、
そんな時こそ
紫陽花(アジサイ)を観にお出かけしたり
ご自宅に飾ってみてはいかがでしょうか。
梅雨が少し楽しくなるかもしれませんよ♪
紫陽花を飾ってみたいけど
しゃっきり水が揚がらず しおれてしまったり
すぐに蒸れて花が傷んできてしまうなんて人も
ちょっとしたコツがわかれば大丈夫。
今回はご自宅で
紫陽花をより長く美しく飾る3つのコツを
飾り方例の手順①~⑤とともにご紹介します♪
それでは
はじまり、はじまり~
① 準備
ガラス製花器、アジサイ、ハランを準備します。
(各一つずつでOK。)
用具類は切れるナイフかカッター、
台布巾、雑巾、ゴミ箱も必要になります。
② 器に入れるハランを処理
濡れ雑巾で葉の表面をふいたら、
茎は使わないので
葉の終わりの部分で切り落とします。
葉の下の方は硬い茎が残っていて
このままでは丸めにくい状態なので、
葉の裏面からハサミやピーラーをあてて
硬い茎の部分をそぎ落とします。
穴が空かない程度に薄くなったらOK
③ 葉を器に入れる
切り口が内側にくるように
ハランをクルクルと手で巻いたら
よ~く洗ってキレイにした花瓶に
そのまま入れて形を整えます。
花瓶の中の葉の配置が決まったら、
液体漂白剤を数滴加えた水を
花瓶に8割くらいゆっくりと注ぎます。
(※漂白剤は500~1000倍希釈が目安 )
【 コツ① 】 花瓶に活ける
吸水性スポンジを使用した
アレンジメントよりも
水と漂白剤を適量入れた花瓶に
飾った方が長持ちします。
※基本の基本は
水中に葉を入れないことですが、
今回は少し応用編です。
水中に葉を浸ける場合は
葉の種類(タイプ)を選びます。
ハランのように
固くてツルツルした葉は
水中でも比較的腐りにくいので、
バクテリア抑制効果のある
液体漂白剤を適量加えれば
ほぼ問題無く楽しめます。
④ 茎を斜めにカット
【 コツ② 】 水あげ方法
おウチでは
鋭利な刃物で斜めに茎をカットしたらすぐに
液体漂白材を適量を加えた水に入れ完了。
※余分な葉は全て取り除いておきましょう
※茎は短いほど水が上がり易いです。
※茎は水中で切るとより水が上がり易いです。
※少しふにゃっとしている程度なら
新聞紙で花を巻いたりしなくてOK。
えっ? コレだけ!?
と思われる方も
いらっしゃると思いますが、
経験上
僕はこの方法を最もお勧めします♪
簡単で安全に、手近なもので、美しく
飾れるやり方が楽しいかなぁと^^
水上げ方法にご興味がある方は
以下の方法も効果があるので
試されても良いと思います。
・切り口から白い中ワタを取り
切り口全体にミョウバンを軽く
すり込む方法
⇒ ミョウバンを準備
・茎の切り口付を黒くなるまで
バーナーで焼く方法
⇒ 火に気をつけて
・水上げ促進剤に一定時間浸す方法
( 例:華の精Run ~潤~ など)
⇒ 水揚げ促進剤を準備
⑤ 花器に花を活ける
【 コツ③ 】 蒸れないように活ける
できれば茎は短いほど水がしっかり上がり易く、
蒸れないように花の周りに触れる物が無いように
風通し良い状態にしておくと
エチレンガスによる花枯れを予防できます◎
※花々を詰め込むようにして飾ったり、
ラッピング掛けたままにしておくと
花が傷みやすくなります。
※お水は濁る前に交換すると
より長く楽しめます^^
ホテル装花、ゲストハウスのウェディングフラワーを手がけ、ヒビヤフラワーアカデミーにおいて講師を務めるなど、多彩な経験と実績を持つシニアデザイナーのひとり。現在は商品企画部門に在籍。オンライン販売の各種ギフト商品をデザインするかたわら、音楽と花のコラボレーション・パフォーマンスといった分野でも活躍し、花文化の啓蒙に努めている。その作風は緻密にして繊細。単に美しいだけではなく、見る者の心に響き、思わず笑顔がこぼれるような作品創りがポリシー。特別な想いが吹き込まれた花々には、視覚的な美しさを超えた感動がある。
今年も田植えの時期がやってきました~^^
先日田植えした様子をアップします♪
場所は横浜市の北部にある田んぼクラブ。
田んぼまでは自宅から自転車で約30分。
お天気にも恵まれ
川沿いのサイクリングロードでは
季節の花々が迎えてくれます。
太陽が似合うハイビスカスの仲間の
立葵(タチアオイ)や
梅雨の晴れ間の木漏れ日が似合う
紫陽花(アジサイ)にも出会いました♪
車で苗場から運んで来てくれた苗を
車から降ろして、田んぼまで運んだら
苗を適当なサイズの塊に分けて
田んぼへ放り投げます。
(田んぼ全面に行き渡るように)
うまく着地するとこんな感じ。
(パチパチ)
苗を育てていたパレットを洗い
これで田植えは終了!!
、、、ではなく
ここからが本番です^^
さっき投げ入れた塊の苗を手に
いよいよ植えていきます。
苗は塊から2本とって、
ロープの目印に合わせて植えていきます。
数人が横一列に並び、合図と共に植えます。
皆が植えたの見計らい、
ロープを一列ずらし、また合図と共に
植え始めます。
上から見るとこんな感じです。
一列植えたら後ろに下がり、
ロープも下げまた一列植えたら、
また後ろに下がって植えていきます。
皆で田植えできましたぁ~!!
倒れている苗やまばらになった部分
などなど所々ありますが、
この日はこの後に
有機肥料を撒いて終了です☆
後日、世話人の方が、
仕上げをして下さり田植え完成です^^
毎日のように食べているお米ですが、
子供のうちに一度は米作り体験してみることを
オススメします(^^)b
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田んぼがお近くにないなんて方は
庭先やベランダでもお米作りが体験できる
『 育てるキット「箱田んぼ」』なんて
商品もございますよっ☆
箱田んぼを育てる様子は
タカシの 『箱いも・箱田んぼ』 2012
をご覧ください(^0^)/
2012/5/14 タカシの『箱いも』2012〈 第一話 〉
2012/6/13 タカシの『箱いも・箱田んぼ』2012〈 第二話 〉
2012/7/19 タカシの『箱いも・箱田んぼ』2012〈 第三話 〉
2012/8/11 タカシの『箱いも・箱田んぼ』2012〈 第四話 〉
2012/9/2 タカシの『箱いも・箱田んぼ』2012〈 第五話 〉
本日のTP!(Takashi Point !)
田んぼが遠い人には
自宅で育てることができる箱田んぼは
とってもおすすめです(^^)b