日比谷花壇シニアデザイナー福井崇史が
日常の中でのお花の取り入れ方や楽しみ方をブログを通じてお伝えします!
2013年April01日
2013年April03日
新入社員が入社したり、子供が進級したりと、
環境的に4月はなにかと新鮮な気持ちになってきますが
みんさんいかがお過ごしでしょうか?
今日は
そんな4月の旬の花(切り花)を自宅で簡単に飾る方法を
ご紹介します^^
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ピンク系ミックスのかわいらしいガーベラには
お庭で咲いている季節の小花を合わせて飾ってみました。
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材料はこんな感じです^^
今日は旬のガーベラをメインに飾りたいと思ったので
ピンク系ミックス(2色)のガーベラに合わせて、
合わせる小花もピンク系ミックスでまとめてみましたが、
やっぱりピンク系ミックスはいいかもっ♪
かわいくて、優しくて、明るくて、安心できます^^
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こちら
オレンジ&イエロー系ミックスのガーベラには同系色の
スプレーバラやアルストロメリアを合わせて
バスケットアレンジメントにして飾ってみました。
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オレンジ×イエローといったビタミンカラーは
見るたびに元気がモリモリ出てきますねっ p(^^)q
バスケットのブラウンとも相性がとっても良いですし♪
こっちの配色も結構好きです^^
おウチのあちこちに少しずつ飾るのにも、まとめて飾るのにも
同系色のミックスカラー(2~3色)って使い易くないですか?
普段おウチの花を楽しむ僕としてはとっても使い易いと感じたので、
日比谷花壇の商品として作ってみました^^
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【 期間限定 】おうちで楽しむ季節の花「 ガーベラ 」
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ココをクリック
好きな同系色でもず~っとやっていると飽きてきたりもするので
そんな上級者にはカラフルなミックスもオススメです♪
本日のTP!(Takashi Point !)
【 ガーベラまめ知識 】
ガーベラは切り花として飾った状態でも上を向く性質があります。
茎が長い状態でオアシスに真横から挿して数時間放置していると
上に向かってほぼ90度に曲がってくれます(^^)b
例えば、
ウェディングパーティーに飾る豪華なメインテーブルフラワーなど、
ガーベラを横から挿して大きなアレンジメントを作った時は
時間とともにガーベラだけ上向きに曲がってしまいます。
ですから
翌朝に使うウェディングフラワーを前日の夜に挿して準備してしまうと
翌朝にそれを見てビックリ!! なんてことになります(笑)
ガーベラが全て上を向いて曲がってしまってますから^^;
実は
チューリップやラナンキュラスやブルーレースフラワーなども
ガーベラのように上を向きやすい品種なのです。
横に向けて飾ると上に曲がってしまう花の品種を憶えておくと
少し大きなアレンジメントや投げ入れ(壺花等)を作る時にも
役立つこと請け合いです(^^)b
2013年April22日
こんにちは。
少し気が早いのですが今日のネタはズバリ『 母の日 』です。
今回は母の日の定番花『 カーネーション 』に感謝の気持ち
を込めて『 ありがとうウサギ』を作ってみました~。
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何故ウサギかと言いますと、、、かわいいからです(笑)
プードルでもネコでもベアでもリスでもお好みでOKです。
かわいい動物やお花は見てるだけでも癒されますから、
これを見たら忙しいお母さんも癒されるのではないかという
メチャクチャ単純な発想です^^;
実は当社デザイナーにもウサギ好きが多く、
今回はそんなウサギ大好きデザイナーのうちの一人である
筧デザイナーにカーネーションでウサギを作るコツを教えて
もらい実際に作ってみました^^
【 カーネーションで作るありがとうウサギ ~作り方~ 】
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先ずは材料を準備。
お花(スプレーカーネーション ライトピンク、その他小花、グリーン)
資材(器、吸水性スポンジ、フエルト ピンク、紙粘土 ダークブラウン、
ワイヤー#26~24 裸5本 地巻1本、)
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材料が揃ったら、これから目、鼻、耳、尾を作ります。
サイズはお好みで調節してOK。
予備が有れば後から調節可能なので、あまり難しく考えずに、
楽しみながら作っていきます♪
目はお手持ちのボタンなどで作ってみても良いかと思います。
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耳はフェルトで 写真左→写真中→写真右 の工程で作りますが、
少し立体感を出せるように舟形にワイヤリングするのがPointです。
目は紙粘土を丸めて裸ワイヤーに付けて作ります。
鼻と口は繋がっています。まず地巻ワイヤー(茶)で口を作り、
そのすぐ上に紙粘土で作った鼻(逆三角おにぎり型)を
取り付けたら鼻と口のパーツ準備の完成です。
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パーツの準備ができたら、顔となる花から挿していきます。
四リンを写真のようにまとめてからフローラテープで巻いて
一つにまとめてから挿すと簡単です。
( お月見お団子を4つ使って二段に重ねる感じに )
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⑤が出来たら挿していきます。( 正面斜め上からの写真 )
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顔の後ろに体となる花を、
顔の手前下に手となる花を挿していきます。
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横から見るとこんな感じ。(左が頭、その下が手、右側が体)
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後方(お尻の方)から見るとこんな感じ。
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そこに丸い尾を付けます。
お尻と尾が同じ色だと判りにくいから
尾は丸い白い花(今回はソラフラワー)をつけてみました。
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最初に準備しておいた目、鼻&口、耳をカーネーションに付けたら
一気にウサギっぽくなってきました♪
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周りにお小花を飾って完成!
( ※ このウサギのアレンジメントは商品ではありません。)
母の日のプレゼント・ギフトは、やっぱり定番のカーネーション。
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ウサギのアレンジメントはありませんが、こちらには花束や
アレンジメントや鉢などのいろいろな商品がありますので
ぜひクリックして覗いてみてください^^
本日のTP!(Takashi Point !)
スプレーカーネーションで作るウサギのポイントは四つ。
①『 顔 』 ②『 体型 』 ③『 耳 』 ④『 感謝の気持ち 』
① 配置だけでもカナリ印象が変わります。
② 体はディフォルメしつつも頭部、体、尾の3つで構成。
それぞれ球体(半球体)をイメージして作る点がTP。
今回は頭部4リン、体16リン、尾1リンで作りました。
球体と球体がつながった部分(首や尾骶骨)がしっかり
クビレるように作るとウサギっぽくなりますよ(^^)b
③ ウサギのアイデンティティーとも言える耳はワイヤリング
する際に、浅い舟形にすることで立体感を出すと
耳の雰囲気が出てきます。
④ 見た目の綺麗さよりも
ありがとうといった感謝の気持ちを込めて作ると
より喜ばれることと思います♪
ホテル装花、ゲストハウスのウェディングフラワーを手がけ、ヒビヤフラワーアカデミーにおいて講師を務めるなど、多彩な経験と実績を持つシニアデザイナーのひとり。現在は商品企画部門に在籍。オンライン販売の各種ギフト商品をデザインするかたわら、音楽と花のコラボレーション・パフォーマンスといった分野でも活躍し、花文化の啓蒙に努めている。その作風は緻密にして繊細。単に美しいだけではなく、見る者の心に響き、思わず笑顔がこぼれるような作品創りがポリシー。特別な想いが吹き込まれた花々には、視覚的な美しさを超えた感動がある。
今週末はあいにくのお天気でぐっと冷え込みましたが
地元(横浜市青葉区)のチューリップ祭りに先駆けて
開花具合を下見してきました~♪
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まだ全体の4割くらいの開花ですが、初めの方に咲かせる品種
のチューリップはもう普通に咲いていました^^
今日は同期の松ちゃんに借りた200-500mmの大砲レンズを
My一眼レフデジタルカメラに付けて、お花の試し撮りです(*^0^*)
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花で覆い尽くされている花畑でなくとも、望遠レンズがあれば
花が沢山あるように写真を撮ることができます。
( 後ろの花が広角レンズで撮る時よりも大きく写せるからです。)
望遠レンズは圧縮効果によって画面をお花でいっぱいにできる他、
離れた所からでも前ボケと後ボケに包まれた写真を撮り易いので、
一本あると楽しいレンズです^^
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ここの畑の品種は未だほとんど開花していませんが
遠くの方に一輪だけ健気に咲いていましたので、
葉のグリーンで包まれるように白い花を撮ってみました♪
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コレは90mmマクロレンズで自宅のお庭の花をパチリ♪
ウチの庭でも4割くらいのチューリップが開花していました。
妻が植えた100球近くの品種MIXの球根がワイワイと
賑やかに咲いてきそうな予感です。
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お庭のチューリップの上空にはウチのシンボルツリー
であるオリーブの木にツリーハウスが建てられていますが、
そこにかわいらしい小鳥オーナメントを飾ってみました♪
本日のTP!(Takashi Point !)
春を告げる花の一つであるチューリップは
お花屋さんで出回る切花だと1~3月中旬くらいが旬で、
関東の路地(お庭や畑)で咲くものは今頃が旬です!!
来週末(4月上旬)あたりはちょっと足を運んで
お庭や畑に咲いているチューリップを楽しんでみても
良いかもしれません(^^)b