日比谷花壇シニアデザイナー福井崇史が
日常の中でのお花の取り入れ方や楽しみ方をブログを通じてお伝えします!
2015年December11日
2015年December14日
いよいよXmasが近づいて来ましたが、
Xmasが過ぎたら、お正月は直ぐそこ^ ^
楽しくも忙しい季節になりますねっ。
お正月には、しめ縄飾りや生花も良いのですが、
今日はちょっと変わった新年の花飾り(お花のおせち)
をご紹介します。
美しいおせち料理を盛り付けるように、
和の心でお花を重箱に生けてみました。
丁寧に風呂敷に包めば和の品格も漂い、
持ち運びもし易くなるので、
新年のご挨拶時にお持ちする場合にも
ピッタリのギフトとなります^^
お花ならおせち料理と違って
アレルギーや塩分糖分などの配慮も不要で
誰にでも気軽に楽しめるので
サプライズ向きのギフトだと思います♪
今回はそんな『 お花のおせち 』の
作り方をご紹介します^ ^
~ 作り方 ~
【 材 料 】
・重箱(余っているものがあれば◎)
・吸水性スポンジ
・カラーサンド白
・風呂敷
・花(マム、ラン、松)
花は梅や千両や葉牡丹や竹やフトイなど
もお正月らしいのでオススメです^ ^
先ずはお重に吸水性スポンジを敷き詰めます。
吸水性スポンジの厚さは
挿した花が倒れてこない厚さ且つ
重箱のフタが閉まる厚さにします。
( 約10〜15㎜程度。)
【 お花を挿す 】
花の配置を決めてから、ピンセットを使い
端っこから準々に挿していくと、
無駄に花に触れて花を壊してしまう事なく
美しいまま密に挿せます(^ ^)b
密に挿していく時に、
花と花の重なりや高低差を意図的に付けると
わずかな空間の中にも奥行き感や立体感を
表現する事ができます(^ ^)b
重箱の数は本来の意味合いからも
「めでたさが重なるように」に
2段以上あるとより良いかと思います。
華やかにお花で敷き詰めても良いですし、
少ないお花でシンプルに飾っても楽しめるので、
気軽に楽しんでみてください(^ ^)/
ホテル装花、ゲストハウスのウェディングフラワーを手がけ、ヒビヤフラワーアカデミーにおいて講師を務めるなど、多彩な経験と実績を持つシニアデザイナーのひとり。現在は商品企画部門に在籍。オンライン販売の各種ギフト商品をデザインするかたわら、音楽と花のコラボレーション・パフォーマンスといった分野でも活躍し、花文化の啓蒙に努めている。その作風は緻密にして繊細。単に美しいだけではなく、見る者の心に響き、思わず笑顔がこぼれるような作品創りがポリシー。特別な想いが吹き込まれた花々には、視覚的な美しさを超えた感動がある。
あと2週間でクリスマスですねっ^^
クリスマス飾りを楽しむ期間は長いので、
ドライフラワーやプリザーブドフラワーなど
枯れないお花を飾るのも良いのですが、
クリスマス直前(20日頃)になったら
より美しい生花を飾るのも良いものですよ♪
定番カラーのレッド×グリーン×ゴールドを使い、
少しアンティークで温かみのある質感の花器に
マツカサやペッパベリーやビバーナムといった
実物を沢山入れてアレンジしてみました。
レッドカラーを基調としているので、
寒い季節に温かみも増しますし、
お祝い感や食欲もでてきますので
定番色ですが僕は結構好きな配色です^^
部屋の照明を落として、
スポット光を少しアレンジメントに当てるだけで
クリスマスの雰囲が気出てきます(^^)b
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本日のTP!(Takashi Point !)
大きくてゴージャスなアレンジでなくとも、背景をシンプルにしたり、
光をあてたりするだけで存在感が出ます。
やっぱり生花は美しい♪