日比谷花壇シニアデザイナー福井崇史が
日常の中でのお花の取り入れ方や楽しみ方をブログを通じてお伝えします!
2013年August11日
ホテル装花、ゲストハウスのウェディングフラワーを手がけ、ヒビヤフラワーアカデミーにおいて講師を務めるなど、多彩な経験と実績を持つシニアデザイナーのひとり。現在は商品企画部門に在籍。オンライン販売の各種ギフト商品をデザインするかたわら、音楽と花のコラボレーション・パフォーマンスといった分野でも活躍し、花文化の啓蒙に努めている。その作風は緻密にして繊細。単に美しいだけではなく、見る者の心に響き、思わず笑顔がこぼれるような作品創りがポリシー。特別な想いが吹き込まれた花々には、視覚的な美しさを超えた感動がある。
宵の窓辺に置いたフレームに
ちょっとをお花を飾ってみたら
ウサちゃんがお月見にちょうどよいとあそびに来ました♪
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そんなイメージで少ない量のお花を窓辺に置いて
あそんでみました^^
今回は黄色いピンポンマムをお月様に見立てて
雰囲気つくりに飾ってみましたが、
十五夜には本物のお月様で遊べちゃいます^^
( ※ 今年(2013年)の中秋の名月は9月19日(木)です。)
月を入れて写真を撮る時は広角レンズで近寄って撮ると
お月様が豆粒のように小さく写ってしまうので、
出来るだけ望遠レンズで離れて撮るようにすると
フレームに対しお月様が大きく写りますよ(^^)b
【 『 お月見ウサギのフレーム 』 の作り方 】
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材料を準備
少し縁が広いフォトフレーム、お花少々、吸水性スポンジ、
アルミホイル、うさぎ、お団子を揃えます。
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フレームサイズは2L版くらいがベター。
あまり大きいとお花を飾るのも大変なうえ、
お月様が小さくなってしまいます。
フレームを選んだら、ガラスや中の写真などを取り
フレームだけにしてみます。
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吸水性スポンジをフレームの横幅より少しだけ
短いサイズでカットします。
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カットした吸水性スポンジに水を吸わせてから
上面以外をアルミホイルで包みます。
水漏れ、汚れ、保水のために行います。
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フレームと合わせてみるとこんな感じ。
正面から見えない程度になるべく大きくするのがコツ。
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一枚目の写真のお花と同じものです。
裏方はこのようになっています。
見せる必要のない所は適当に手を抜いて作ることが
長続きの秘訣かもしれません(笑)
本日のTP!(Takashi Point !)
あまり頑張りすぎず、気楽に楽しく飾ることが
オフの日におウチでお花を楽しむ一番のコツかも!
今回の撮影時のライティングのポイントとしては
WB(ホワイトバランス)調整です。
WBは実際に白く見えるものをカメラで白く写すことですが、
表現の一つとして意図的にそれを外すことがあります。
例えばバックナンバー2013年7月03日愛の花一枚目などは
意図的に色温度を変えWBを全体的に外して撮っていますが、
今回は月明かりのみにWBをとり、
部屋の内側は意図的にWBを外して撮っています。