日比谷花壇シニアデザイナー福井崇史が
日常の中でのお花の取り入れ方や楽しみ方をブログを通じてお伝えします!
2014年August01日
2014年August19日
夏休みが終わり今週から仕事
という方も多いことと思いますが、
まだまだ今日も暑いですね^^;
そんな中、
夏の暑さにも比較的強いモカラを
超簡単に飾ってみました(^_−)−☆
↑
コレ、切った花を水に浮かべただけです^ ^
モカラを含むランの花は水にも強ので、
花を水に浮かべて
浮き花として楽しむことが出来ます♪
作り方はと〜っても簡単ですが、
作り方とそのポイントをご紹介します♪
【 作り方 】
❶ 準備
モカラ蘭、浅い透明なお皿やグラス、
それと、下に敷く布等を準備します。
❷ 水を入れる
水量は少なくてOK!
花が浮く程度の水量があれば十分です。
❸ カット
カット位置は
花と緑の硬く太い茎との間にある
少し柔らかい茎の真ん中あたりでカット。
すればOKですが・・・
浮き花だけでなく他に
一輪挿しやアレンジメントを作る場合、
浮き花は一番最後に作るとより◎。
例えば、小さい一輪挿しを作る時は
上記の画像のようにデザイン上、
とても茎を短くカットしてしまってる
輪(花)もありますよね。
そういう茎の短い子達をとっておき
捨てずに浮き花として活かして飾ると
無駄なく飾れるというわけです。
ココ、めちゃくちゃ簡単な話しですが
超TP(Takashi Point)です( ^ ^ )b
❹ 飾る
茎の切り口が水に浸かるようにして、
好きなように飾ったら完成です(^_−)−☆
一輪から素敵に飾れますよ♪
そうそう、
一枚目の画像の撮影では
透過性のある背景紙の下から
バックライトを当てているので
花や花器の影が落ちていません。
少し不思議な感じかもしれませんが、
いろいろ試して遊ぶのも
『 ウチ花 』の楽しい所かもしれません^^
本日のTP!(Takashi Point !)
一輪挿しやアレンジメントといった
作る物の順番や
背景(敷布)の色などに気を配ると、
より少ないお花で、
より素敵にお部屋を彩る事ができます
(^_−)−☆
2014年August25日
夏も終りに近づいてきましたが、
我が家のトマト『ピュアスイートミニ』にも
待ち望んだ収穫期がやってきました!!
まだまだ青い実が多く、赤くなっても
収穫出来るのは少しずつですが
なんとか収穫できました^ ^v
大きな病気もなく、真っ赤に育ちました♪
写真の状態は3m近くの丈がありますが
トマト(ミニトマト)は
1.8〜2mくらいあたりでの摘芯がベター。
同じ株の中で欲張って花数を増やすと
エネルギーが分散されて
一つ一つの実が小さくなるんです。
今回は苗の品種や品質、土、それと
脇芽を取って一本仕立てにしたことが
良かったのだと感じましたが、
肥料や水を与えるタイミングや量は
少々難しいと感じました^^;
ここまで成長する道中では、
尻腐れ病(多分、肥料過多が原因)や、
裂果(多分、多雨&日照りが原因)
といった困難を身(実)をもって
体験することができましたので、
いろいろ学べました( ^ω^ )
※尻腐れ病にかかっても、同じ株の
尻腐れ病にかかっていない実は
安全に食べれます。
※裂果は病気でないので食べれますが
気になる場合はヒビ割れた部分を
トリミングすればOKです。
育てる楽しさは十分楽しみましたので、
あとは美味しく食べて
味を楽めたらいいですよねっ♪
今回はいろいろありましたが
けっこう期待できそうです。
見てください、
ウチでとれたこのトマトは甘そ~う☆
食べなくてもわかります♪
何故、食べなくてもわかるかって?
それはー
水に浸けて沈むからです!!!
ギュッと甘いトマトは水に沈み、
甘くないトマトは浮いてくるから
このトマトは甘いということなんです
(^^)b
更にっー!!
この高糖度品種のピュアスイートミニを
もっと甘く美味しく頂くコツを
サントリーフラワーズ 阿部寛さんより
3つ教えて頂きました。
①収穫はとにかく完熟してから
②10度以下に冷やして食べる
③加熱して食べる
※理由は長くなるので割愛しますが
とにかく、より甘くなります!
今回は『 ③過熱して食べる方法 』で
割れて見た目がイマイチだったトマトを
パスタにして美味しく頂きました♪
トマトとバジルの他には
別に炒めたナスやズッキニーを加えると
より豊かなお味が楽しめますので
オススメですよっ(^^)b
本気野菜を使ったレシピを知りたい!
という方は~
サントリーフラワーズ様のサイト
『 採れたてレシピ 』 コンテンツに
本気野菜の美味しさを生かした
カンタンレシピがご紹介されてます♪
サントリーフラワーズ家庭菜園「採れたてレシピ」(外部サイト)
『そだてよう!みどりの広場』
ホテル装花、ゲストハウスのウェディングフラワーを手がけ、ヒビヤフラワーアカデミーにおいて講師を務めるなど、多彩な経験と実績を持つシニアデザイナーのひとり。現在は商品企画部門に在籍。オンライン販売の各種ギフト商品をデザインするかたわら、音楽と花のコラボレーション・パフォーマンスといった分野でも活躍し、花文化の啓蒙に努めている。その作風は緻密にして繊細。単に美しいだけではなく、見る者の心に響き、思わず笑顔がこぼれるような作品創りがポリシー。特別な想いが吹き込まれた花々には、視覚的な美しさを超えた感動がある。
『 夏は暑いのでお花が長持ちしないから、
観葉植物でも飾ろう・・・。 』
といった考え方も一つの正解です( ^ ^ )b
では、
暑い中、長持ちする花は無いのか?
といえば・・・
実は、、、そうでもないのです!
今日ご紹介するお花は
暑さに強い熱帯のランです♪
高価なイメージの強い蘭(ラン)の中でも、
お求め易くて夏らしい色彩が素敵な
『 モカラ 』という品種の蘭をご紹介します!
切り花で流通しているモカラはタイ産が多く
40cm前後くらいの長さのものが多く、
しっかりした直線的な茎を軸に
10輪前後の肉厚な花が付いています^ ^
ほとんど切らずに活けるとこんな感じ
↓
『2013年8月17日リゾート気分でモカラ蘭』
↑
作り方も載っています。
でも今日は、花をカットして使う事で
もっと少ない花数でも手軽に楽しめる
楽しみ方をご紹介します(^_−)−☆
それでは早速
はじまり、はじまり~
【 作り方 】
❶ 準備
モカラ蘭、口の広くない透明な小瓶、
それと、水性絵具を準備します。
❷ カット
花瓶に合わせて太い茎をカット。
切り落とすのはもったいないからといって
花を全て残したり、
太い茎を短く切り過ぎたりすると
花瓶に活けた時に不恰好になり易いので、
勇気をもって整理(剪定)していきます。
整理する時に短く切って落とした花は
浅いお皿に水を張り浮き花としても
使えますからご安心を(^^)b
❸ 生けてみる
茎の長さが適当か生けてみて確認。
❹ 水に色を付ける
花の色や、背景の色も意識しながら
透明な花瓶にお好みの色の水性絵具を入れて
色を付けてみます^^
( ※絵の具を混ぜる時は
花を一旦取り出してから混ぜます。)
❺ 組み合わせて完成
一つだけでも存在感出ますし、
並べてみてもカラフルでかわいいですよ^^
透過する染色液は光を取り込んだり、
花瓶の中の美しい状態を
見せたい時に用いると有効ですが、
今回のように
花瓶の中が美しくなりにくい場合は
水性絵の具など敢えて不透明の染色液を
使うとよいですね^^
ギフト商品のご紹介
季節のお花(モカラ)を使ったアレンジメント『 フロティマ 』
本日のTP!(Takashi Point !)
モカラを小さく飾る時は特に、余分な部分の花を落とす勇気と
落とした花を活かす工夫があれば
より素敵に飾れます(^_-)-☆
【 次回予告 】
次の『 夏でも長持ちする花 モカラ ② 』では
短く切り落とした花の使い方をご紹介します♪